体験談/第8回(2012年8月25日〜9月2日)

2012年8月 リセットツアー 体験記

今年の夏休みは、不動のスリランカ・リピーター組から「たまにはインド、それもIVACなら行ってみたい!」とのリクエストを受けて、今年2度目となるIVACに行って来ました。
参加メンバーは5名+9歳のお嬢ちゃん。その内4名がスリランカのリピーターです。

スリランカのバーベリンは、アーユルヴェーダの施設とは思えないほどの、全室オーシャンビューの立派なホテル。広い敷地に豊かな自然。プールではフルーツジュースのサービスもあり、毎日のアクティビティも充実しています。
かたやインドは、あくまでホテルではなく施設。スタッフはどう見てもちゃんとトレーニングされていない感じで、いつも何かが抜けていて、しょっちゅうトラブります。
それでも何故インドに行くかというと、やはりトリートメントはインドの方がディープ。ヨガとプラナヤマ(ヨガの呼吸法)も毎日あって、「THE修行」的生活なので、体のDETOXはインドに軍配が上がります。唯一、シロダーラはバーベリンの勝ち!インドの施設はものすごくイージーにシロダーラをプログラム に組み込むので、どうも効果はイマイチ。
そうなんです。インドもスリランカも、正反対の良さがあって、誰もどっちがいいと言えない。今回のメンバーも同じことを言っていました。

しかしながら、今回のIVACツアーは、ちょっとスペシャルなことがありました。
私のグル(霊的指導者)が、皆に会いにIVACを訪ねて来てくれて、ひとりひとりと個別面談をしてくれたのです。(残念ながら、1名は時間切れで会えませんでしたが)
それぞれにメッセージやアドヴァイスがあり、ちょっとしたエネルギーワークもしてくれました。
グルの言葉を聞いて、嬉し涙を流した人、大泣きしてしまった人、具体的なヴィジョンを見せてもらって驚いた人など、それぞれが何かを感じてくれたようです。会えなかったお一人には、私がグルのアドヴァイスを伝えました。
私のグルは、ヨーロッパの王族やハリウッドスターにも、乞われればアドヴァイスをしています。もちろん、セレブだけではなく、私のような普通の人間にもいくらでもヘルプを惜しみません。
そんなサプライズもあって、皆さんのインドでのDETOXはどうだったのでしょうか?
参加メンバーの内4名が感想を送ってくれましたので、皆さんにご紹介させて頂きます。


N.Y(40代 リピーター スリランカ1回)

1)体の変化

昨年のスリランカに続き初めてのインドIVACは、バーベリンの極楽のようなリゾート感に比べて、修行感が強かったです。
私の場合は、特に食事が初めのうちはなれなくて、スリランカを懐かしく思ったりしてました。でもIVACは効きます!リラックスというより「効く」という感じ。トリートメント数も多いし、ヨガ・呼吸法などもあって「アーユルヴェーダ合宿」って感じでした。今回は7日間でしたが10日・2週間もいたら全身生まれ変わるような気がします。

初日のトリートメントの後、猛烈な倦怠感と頭痛・吐き気がおきて、何事か?!−と不安になりましたが、一気に毒がでたのでしょうか。その後体調が良くなり、トリートメントを満喫できました。
調子が最悪だった時にドクターに言われた「頭を冷やさず、耳に綿をいれてなさい」というご指示・・・これ効きました。今でもちょっと調子の悪い時はやっています。周りからはちょっと変な目で見られますけど(笑)

ほぼ毎日の力強いオイルマッサージとスチームバスはもとより、ウドワルタナ(ハーブの粉とオイルで強めにするマッサージ。スクラブ効果や脂肪燃焼効果がある)は最高でした。脂肪燃焼の面は1回では良く分かりませんが、肌の質感が明らかに変わって驚きました。初めての目のトリートメントは、目の奥のコリのコリまでがほぐれた感覚がありました。その影響か、帰ってきてからのPC作業がキツイこと・・・今迄よくやってたなぁと。もうコリ過ぎてマヒしてたんでしょうかね。

ダイエット的にはIVAC滞在中に-2キロを記録したのですが、結局最終日は-0.5という結果に。しかし、日本に帰ってからがくっと落ちまして、只今−3キロ。なんででしょう???不思議です。

食事面では、毎日のオットと二人の食事ではほとんど会話がないので(笑)、黙々と食べてあっという間に終わるーという生活なのですが、IVAC滞在中は皆さんとお話ししつつの食事なので、いつものペースで食べると食べ過ぎてしまい、しかも私の皿だけ食べ物が終わっているのってカッコワルイかも?―と思い、食べるペースを落として少しづつゆっくり何回かに分けて、皆さんのペースに合わせて食べるように試していたら、案外少しで満足する事が分かりました。これってダイエットの基本中の基本ですし、アーユルヴェーダとは無関係な気づきなのですが、これがグループで滞在する良い点でもあるのかなとも思ったりしました。

2)心の変化

トリートメントやドクターコンサルティングを通して気づいたのは、私は自分自身に対して無意識・無関心であるという事。自分のココロの疲れや感情に、とても鈍感なのでは??と。「リラックスしなさい」という指摘に「リラックスとは?」なんて返してるようじゃダメですよねー(笑)
大石さんのグルに薦めて頂いた方法(毎晩寝る前に、その日一日にどんなことを思ったか、どんなことをしたかを紙に書いてみる)を試していると、自分がいかに毎日を無意識に流しているかがわかります。もう少し自分を丁寧に扱おうかなと思ってます。

3)ツアーに対するご要望・改善点など

5時起き22時就寝、アーユルヴェーダ的食事等のストイックな生活と、買い物等での物欲全開タイムありのバランスが、このツアーの面白味ではと思ってます。来年も参加できるよう努力いたします。
お買い物といえば、インドで買った洋服も激安シルクスカーフも日本で評判いいです。もっと買えばよかった!!
紅茶もかわいいティーバックは評判良し、香りも良しで良いお土産になりました。

M.I(50代 リピーター スリランカ3回・インド2回目)

摩訶不思議の国インド

私はこの一言をもらうためにここに来た・・・
インドは呼ばれてくる場所。最初の苦しみの呪縛から解き放たれたのもインド。そして今回 私は運命の導きで会うことができたと確信する人物に遇うことができた。
どう考えても私はその人を待っていた。シロダーラの後のゆるんだ頭で時間を1時間も間違えていたのだけど、プールサイドでただ一人、日傘なぞさしながら ちょこんと座っていた。そこに敦子さんと彼が現れたのだから・・・。まやかしの偶然?必然?これがインドだ(笑)。そのまま彼は私をコテージに招き、私からたやすく棘を抜き、後の痛み止めまでを処方してくれたのだ。

2012年3月21日 西日が入っていたオフィス 突然の電話。 息子の事故 旅先 4トントラック 正面衝突 レスキュー隊の救出 意識無し ドクターヘリの出動 
自分のこととは思えない。ドラマじゃないんだから・・・。 会社を出て息子が運ばれた病院に向かうタクシーの中で、私は苦しくて息ができなくなった。
ICU 人工呼吸器が入れられ様々な機械につながれ、瞬間の命を刻む色んな音の中に息子がいた・・・ 生きていてくれた もうそれで十分だった。
車はトラックの下に吸い込まれ、前の部分がめくれてフロントガラスに突き刺さっていた。なのに・・・内臓と手足の骨には損傷がなかった。誰もが生きているのさえ奇跡と言う事故だったのに。 顔の骨が折れ、舌が裂け、頭を強打し、意識が戻るのが1週間先か2ヶ月先かわからないと言われた。けどそんなことより命も体も目の前にあることが安堵だった。 レスキュー隊からドクターヘリへ、そして救命救急各専門ドクターへ繋がれた命は、その後も多くの人々の手で守られ そしてそれに応えて驚異の復活を遂げた息子は、この10月から大学院に通学します。
事故から4ヶ月後の7月末に息子から「ぼくはもう大丈夫だから、好きなことしていいんだよ」と待ち望んだ言葉が聞け・・・そしてインドであの方の一言をもらうこととなりました。

さて 敦子さんに「スリランカと今回のインド、どちらがいいの?」と聞かれましたが、スリランカはリゾート色満載、でもシロダーラの本当の意味はスリランカでしかわからない。
インドは、もっともっと切実な思いを抱えていく場所。
心の元気と体の元気がまだ少し残っていたら スリランカで海とジャングルの大自然の洗礼を受けて癒されたい。スタッフに最高に甘やかされ、甘いフルーツで幸せになりたい。
気持ちが重たすぎて苦しかったら、インドで部屋にこもり、眠り、思い切りデトックスして全てを吐き出して再生したい。 
今回のインド、飛行機に乗った途端から眠り続け、現地でも眠り続け、一晩高熱まで出した。 たくさん食べてエネルギーを得て、はじめてデトックスができて代謝があがる。今まで結果を出す事ができなかった減量の結果も出て、そのことを実感した。
来年私はどちらを選んでいるのだろう。敦子さん、来年もいけるようお仕事頑張ります!
今回ご一緒した皆様、ご一緒できて本当に楽しかった! 心よりありがとうを・・・

H(50代 リピーター スリランカ2回)


7日間のIVAC滞在を終えての、自覚できる変化は特にないのですが、食についての意識の変化がありました。
私は、すでに2度、大石さん主催のアーユルベーダ・ツアーに参加していたので、その体験から、日々の食事にはかなり気を使ってきたと自負しておりました。
しかし、外食に慣れ過ぎた私は、舌もカラダもひどく鈍感になっていたことに、今回改めて気づかされました。
たった1週間のIVACの滞在でしたが、野菜中心の食事をすることで、自分の体をしみじみと意識、体感してみて、いかに日本での日常の外食がカラダの負担を増していたかを実感しました。

日本での日常は相変わらずですが、それでも、選択する食材と食べる順番が変わりました。
暴飲暴食とも決別できました。
仕事上、外食をすっかり止めることは不可能ですが、自分ができる限りの、体に良い食事を続けていきたいと思っています。

T.T(40代 男子リピーター スリランカ1回)


一週間の滞在で、3キロほど、無理なく体重が落ちました!毎日のドクターの診察と、かなり本格的なマッサージが、印象的でした。

そして、何より、大石さんと、ツアーにご一緒させていただいたメンバーの皆さんのおかげで、淋しい思いをすることなく、楽しい旅になりました。