体験談/第2回(2009年9月5日〜12日)

HPに公開をご了承頂いた参加者の体験談です。前半は初めての参加者、後半はリピーターの方の感想です。リピーターの方達には、第1回のインドと比べたご意見もお聞きしています。


M.T(30代)

1)今回のツアーでの身体の変化

ツアー中には、特に変化を感じませんでしたが、帰国してから2.3日後に凄いことに気付きました!最近半年ぐらいずっと気になっていたホウレイ線と目の下のシワがなくなっていました!!「シワは年とともに増えてしまうものだから」と諦めつつも、自分でマッサージや保湿を丁寧にしていたけれど一向に薄くならなかったシワが、なくなりました。シワって、なくなるのですね。
そして、帰国後にあった友人(3名)全員に「肌が綺麗になった」と言ってもらいました。肌が綺麗って、何より嬉しいほめ言葉です。
毎日の早寝早起き(5時起き、21時就寝)と、トリートメントと、食事の相乗効果の結果だと思い、そんな生活環境まるごとがアーユルヴェーダなのだなー、と思っています。

2)今回のツアーでの心の変化

ホテルで毎日3食いただくお食事のすべてが、一人ひとりの体のために提供されていました。また、ツアーの参加者の方は普段から食事に気を使っている方が多かったので、お話を聞いているうちに、「食事が体を作る」というとても大事なことに気付きました。
ツアー参加の前は「お肉はたくさんたべない方がいい」と知ってはいても、実際に普段の生活で実践はしていませんでした。でも、実際にアーユルヴェーダのお食事をとり、色々な方のお話を聞くうちに、「体が必要とするものを食べよう」と考えるようになりました。前は「目が食べたいもの」を食べていたように思います。暴飲暴食はしなくなりました。(書いているうちに、これは体の変化ではないか?と思ってきました…。)  
あと、心の変化ではないかもしれませんが、ツアー中は全く何も考えていなかったなー、と思いました。考えが深まらないと言えるかもしれません。脳がものすごくリラックスしていたのではないかと感じています。普段考えても仕方がないことで、思い悩み、一人で煮詰まってしまうことがよくあるので、「何も考えない、考えが深くならない」体験は貴重でした。

3)ツアーへの要望・改善点

これからも、ツアーを継続していただきたいです。今度いつ参加できるかはわかりませんが、絶対また参加したいです。参加するために頑張れそうです。  
個人でもアーユルヴェーダには行けるとは思うのですが、ツアーならではの出会いが素晴らしいと思いました。皆さん素敵な女子たちでした!!! 素敵なツアーを企画してくださいまして、ありがとうございました。

Y.K(30代)

1)今回のツアーでの身体の変化

1.積極的に早寝早起きが気持よく出来るようになった事。
2.毎朝快便で、身体の内部(特に胃腸)のすっきり爽快感を味わったこと。
☆処方された薬草から抽出したエキスや錠剤等の薬と食事(ほぼ100%ベジメニュー)と適度な運動(海水プールでのスイミング、朝夕のヨーガ等)心地良い気候等々・・・のおかげだと思います)
3.毎日のトリートメントとほどよい湿度のある気候で、乾燥肌が潤った事。
4.早寝早起き、よく食べ、よく眠れるようになったこと。
☆規則正しい生活のリズムがもてるホテル滞在でした。
5.実質の体重の増減はほとんどなかったですが、身軽に動けるようになったこと。

2)今回のツアーでの心の変化

1.気候やホテルの快適さに即気持が緩み、いろんな意味で解放感を実感したこと。
2.1人一部屋でしたおかげで、ほどよい内観時間もあり、なにかとやる気(=前向
き!?)になったこと。
3.気持ちが満たされ、すべてに感謝する思いがあふれてきたこと。
4.過去や未来を気にすることなく、「今、ここ」を満喫するようになったこと。
5.何も不安や心配する気持ちが一切わかなかったこと。

3)ツアーへの要望・改善点

リピーターになられる方のお気持ちがわかりました!
こんな快適なツアーはありません!!!!!
ほどよく1人の時間と仲間といっしょにすごす時間があってとても心地良かったです。
要望としては、今後もどんどんアーユルヴェーダツアーの企画をしていただきたいです。(日程調整さえできれば、参加させていただきたいです!)

K.S(50代)

元気のよい自然だなあ〜 というのが、まず最初の感想でした。
海の打ち寄せる波の音、
打ちつけるような雨の音、風の音
ジャングルのように生い茂る樹木から、高らかに朝の歌声を響かせる鳥の声
照りつける太陽
太陽の光をキラキラと照り返す一葉一葉の緑
どれもこれも元気のよい自然なのです

まるで話かけてくるように
強烈にアピールする自然の存在感のひとつひとつに囲まれて、
一人で過ごす時間も全く寂しさを感ずることなく
自分のからだと向かいあう二週間でした。

ひたすら眠り、ゆるみ、からだに溜まっていた“わだかまり”が出てゆく過程は、
穏やかな流れの中で、一瞬にして霧が晴れるような劇的な瞬間が訪れ、
また何事もなかったように穏やかさに戻っていく、静かなものでした。

具体的な変化というのは、
○ 気管支で詰まっていた痰が出て、呼吸が楽になったこと
○ 腸のトリートメントで、お腹が空っぽになり、自由な軽さを味わったこと
○ 頭と背中のトリートメントで、今まで張り詰めていたものがゆるみ、頭が楽になったこと
○ 大事なことを思い出させてくれる夢を、いくつも見ました
○ 帰る間際ですが、自分の体質のバランスのよい状態になんとかいけたこと
○ 野菜中心の食事ができるようになったこと
○ アルコール類がなくても、楽しく美味しい食事 ができること
○ 帰国しても、まだからだの変化が続いていること

今回の旅を振り返りながら常に思うのは、ツアーで御一緒した方々のやさしい大らかさがとても温かなものであったことです。
おかげで、あるがままの自分の在りようでいさせていただきました。深く感謝しています。ありがとうございました。
そして最後に、この素敵な企画を実現された大石敦子様に感謝です。
ありがとうございました。

K.F(70代)

1)身体の変化について

最初の1日2日は「ちょっと疲れた」という感じでしたが、その後だんだん身体が軽くなっていく感じで、帰国後もその感じは続いています。
私は糖尿病で、日常5種類の薬を服用・インシュリン注射もしています。帰国後の検査ではコレステロール値がぐっと下がって、ヘモグロビンA/Cも下がっておりそれは嬉しいことでした。ツアー中に頂いた食事の影響が大きいのだと思い、今までの食生活を徹底して見直さなくてはーと思っています。

2)心の変化について

これから残された年月を。あれこれ案じたり嘆いたりするのではなく、身辺に起こる出来事を、その時自然に潔く受け入れていこうという思いを深めました。
ますます簡素な生活に憧れます。

3)ツアーへの要望

友人の娘さん(一期の参加者)の話を聞いて、興味半分でツアーに参加させて頂きましたが、老年期の人や、これから老年期に入ろうという人にもっと勧めたいと思いました。
「一人旅」というコンセプトも良く、すぐ群れを作りたがるオバさんたちには良い勉強になります。私自身もまた行ってみたいです、できれば夫も誘って。

Y.N(70代)

1)身体の変化について

特に身体で困っている所がありませんでしたのでなかなか気がつきませんでしたが、身体の変化を知りたいときに腋下温、口中温、臥脈、座脈、立脈を測って状態を知るようにしていますので、測ってみましたら、シロダーラをしました後は神経の調節力の線がとてもきれいになったのには驚きました。

2)心の変化について

質問からはなれますが 私自身 電子療法に携わっていますので、かねてから日本の検査の数値と薬にたよる西洋医学の考え方に疑問がありました。代替医療の中でも特に歴史の古いアーユルヴェーダに関心がありましたので、参加させていただきました。
たった1週間でしたが質の高いアーユルヴェーダを体験させていただき、自分の身体や心の状態にそって、食事、トリートメントや運動をプログラムしていくホリスティックに身体と取り組む養生法なのだとおぼろげながらわかりました。だされる薬は自然界からとれたものばかりで、自分も自然の一部なんだと感じる1週間でした。日本でも一人ひとりがアーユルヴェーダの考え方を身につけていくと、病気の予防になりますし健康の維持に役立って、医療費はもっともっと少なくなる事とおもいました。 又バータ ピッタ カパの体質を知ることで自分にあった食事法、生活習慣などを会得し、他の体質の人を理解でき、比べることもなくなるのではないかしらとスリランカの人の落ち着いた態度と微笑みを思い出します。
素晴らしい医療に出会えてとても幸せです。

L.L(40代)リピーター

1)今回のツアーでの身体の変化

前回と同様、体重が1キロ減りました。普段も努力しているつもりですが、1キロでも体重を減らすのは大変なことです。そして、身体も引き締まりました。体重は1キロしか違わないのに、見た目は大分違います。旅の前に履いていたパンツが、今は太ももあたりがブカブカです。

2)今回のツアーでの心の変化

心の変化ではないかもしれませんが、毎日使っている身体を、あるのが当たり前のように気にかけないで暮らすのではなく、「分身の他者」のように毎日気を使ってメンテンナンスしてあげないとダメだということを再認識させられました。日常生活の中で、肩がひどくこるまで、気付かず何日間も体を放置していたことにやっと気付いたり・・・・・。

3)リピーターの方は、前回との違いについて感じたことをお教え下さい。

インドとスリランカの響きははやり違います。スリランカも悠久の歴史があるけど、私にはインドの印象の方が強烈です。「インドの大地よ」という神秘感がありました。また、インドは初めてだったので、インドに到着した夜のすべては深く脳に刻まれました。
インド(Ayurvedagram)の方はもっとアットホームな雰囲気で、スタッフも家族のような感じがしました。スリランカのスタッフも親切でしたが、ゲストとの距離感があった気がして、私にはちょっと物足りなかったです。でも、ハーバルバスにいる、おばあちゃんのスタッフは、とても優しくて可愛かった!
毎朝部屋まで運んでくれるインドのモーニングティーサービスはとても恋しく思います。この点はインドはGOODです。
ヨガのプログラムもインドの方が上ですね。
食事もインドの方がよかった、美味しかった。(比較するならばの話ですが、スリランカも悪くない、果物の豊富さはスリランカが上です)
部屋の快適さや自然環境のすばらしさはスリランカの方が良かった。特に、あの気持ちいい風とプールはもういうことがありません!
ただ、インドには、なんともいえない神秘さというか、精神的なものがありました。
両者を比較させることはなんか両者に申し訳ないような気がします。両方ともまた行きたいし、その時その時の気分にしたがって選択すればよいと思います。

杉本実保(30代)リピーター

1)今回のツアーでの身体の変化

体が引き締まった(体重は変わらない)と思います。最終血圧測定時には、測定布が腕にスムーズに巻けるとドクターもびっくり。身も心も軽くなったせいか、なんだか楽です。

2)今回のツアーでの心の変化

とにかく大自然に癒されました。癒されたというか、浄化された&洗われたという方がぴったりくるかも。目の前に広がる寄せては返す大きな海、南国の花、木々、鳥、ホタル、360度見渡せる星空、偶然か必然かご縁があって出会う人々、そしてその人々の屈託のない笑顔、、、とにかく大自然(万物)によって解放されていく自分に気付きました。堅く凝り固まっていたような心が、大自然によってとかされ、大自然の一部となり、大きく広がって伸びやかにしなやかになっていきました。万物のUnconditional Love(無償の愛)によって生かされているということを実感せずにはいられませんでした。

3)リピーターの方は、前回との違いについて感じたことをお教え下さい。

正直言って、最初のころはどうしても前回との違いに戸惑い、比べてしまっていた。しかし、Barberynの環境に慣れてくるにつれ、次第に心地よさを覚え、ゆるんでくる自分に気付き、周りの人もいい感じに解放されていくのが分かりました。Ayurvedaは、施設や環境などによって影響を受けるものではなく、その真価は、表面的なものには左右されない、計り知れない深いものであることを実感。その底力に感銘感服、改めて惚れ直してしまいました。
 でもやっぱりAyurvedagramが好き。今回も解放されていく自分が心地よく、やっぱりAyurvedaはすごいなと思ったのですが、しかし、この心地よさは、普通に旅行して楽しかった、すっきりしたというのと同種の解放感。ツアー後の印象(細胞への刻まれ方)が全然違う。前回は帰ったあと、とにかくAyurvedagramでの日々が懐かしく、そこで出会った仲間、出来事、空気、一瞬一瞬が特別であり、全てがいとおしかった。自分でもなぜだか分からないけど、とにかく帰ってからもAyurvedagramのことばかり考えていました。残念ながらそのような強烈な印象は今回ないのです。
仲間の誰かからメールが入るたびにドキドキして、とっても嬉しかった。なぜでしょう?はじめてのツアーだったから?なぜかしら?あの至福感・満足感は人生で何度も経験できるものではないのかもしれませんね。

MASAKO(50代)リピーター

1)今回のツアーでの身体の変化

インドのリピーターです。アーユルヴェーダ体験は2回目でしたのでインドの時の衝撃的なリセット感はありませんでしたが、長い車移動・飛行時間にもかかわらず、翌日から眠気・疲労感はまったくなくピンピンニコニコ仕事に入っているので周りの人に呆れられ?感心された?私です。
ところが、ここ10年ほど通っているアロママッサージの先生に「MASAKOさんの足の裏がこんなに柔らかいと感じたのは初めて。本当はこんなに柔らかいと知ってうれしい」と言われ「体が確実にリセットしてる」とインドの後よりもまた「体違うよ」と教えられました。インドでは、朝の散歩に始まって、ヨガ・呼吸法・瞑想・日に2回のトリートメントとせっせとスケジュールをこなし、精神面での達成感を強く感じていたのですが今回は、間をさほどおかず(5月⇒9月)2回目のアーユルヴェーダ体験で心より体のほうにより変化が現れたようです。ダイエットに励むつもりが毎食の南国フルーツを前にあえなく挫折!思う存分堪能したので体重が増え、帰ってからも体重は変らずだったのですが、足裏の凝りまでほぐれていたのですね。ピラティスの先生にも「体違いますね〜」と言われ、体の余分な力が抜け、できなかったポーズができるようになっていました。「スリランカでいいプレゼントいっぱいもらってきたんですね〜」と言われその言葉にとってもうれしくなりました。
どこが??とは聞かないで下さい。見た目ではわかりませんから!!

2)今回のツアーでの心の変化

子供が大学2年になり子育て卒業・・・先のインドで子離れほぼ大丈夫!?さてこれからどう生きよう?が今回のテーマ!!
お部屋でじっくり今後に思いを馳せ・・・のはずが???打ち寄せては砕ける大波に魅せられ、頭空っぽでアハハ的な日々を過しておりました。今回、海の力は大きかった。やっぱり水が、特に海が大好きなんですよね。部屋のドアを開けると真正面にザッバ〜ンと打ち寄せる波が目に飛び込んでくるのですからウキウキです。飽きないのです!ひとつとして同じ波はこないのですから。来るぞ!くるぞ!来るぞ…と思ってもなかなかいい波はこないし、カメラで待ち構えていい波が砕けると“やった〜 キャッチ ザ ウェイブ ”と一人盛り上がっておりました。身も心も洗われるとはこのことです。
大・開・放・感〜。
 〜 CATCH THE WAVE CATCH THE WAY 〜これからの人生これだ!と突然ストンとこの思いが降りてきました。帰ってからインド1期生のHさんに報告すると返信で、【さわやかに腑に落ちた様子が伝わってきて…】とあり・・・まさに!まさに!そうなの!とハイタッチしたくなりました。インド繋がり恐るべし。

3)リピーターの方は、前回との違いについて感じたことをお教え下さい。

インドはアットホームで安心感に包まれていました。朝は目覚めとともにチャイが届けられ、次にセラピストが目を洗い・鼻の薬を差し・うがいさせ、薬を飲ませ「ハヴ ア ナイス ディ」とにっこりお花を1輪渡してくれます!また時間になるとお薬が届けられ、1日2回のトリートメントも同じ二人のセラピスト、担当のドクターのほかに泊り込みのやさしい女性ドクターが絶えず声をかけてくれるなど、スタッフとその空間に大事に守られてる感が強くありました。
 一方スリランカはリゾート色が強く、アーユルベッティックな空間に包まれているというよりも海に向かって精神が解放される感じでした。最初の3日くらいまではリピーターが集まると、あまりに施設が広くて、離れ離れで、「やっぱりインドがいいよね〜」とインドを恋しがっていたのですが、慣れるにしたがって「このリゾート感!ゆるゆる感もいいかも〜〜」と怠惰な私はいの一番に1票を入れました。
またトリートメントは1日1回でしたが、その後、スリランカ鍼とハーバルガーデンでの湿布が毎回あり、帰ってから思えば私の体の凝りをほぐしてくれたのはこれだったのかなと思います。鍼は、まったくもって無頓着な感じでプスプス刺されていくのでその度に(いたい〜)と心の中で文句を言っておりましたが、時間とともに痛みはなくなります。毎日毎日ですのでこれが効いたのでしょう。
 スリランカバーヴェリンのヨガパビリオンは、海を見晴らす屋根があるだけの自然の中で日の出と日の入りの時刻に2回セッションがあり、その空間は海と波と空と風と樹々で構成されています。・・・・大自然に圧倒!!その場に存在する幸せはかけがえのないのもでしたが、アシュタンガヨガはきつかった〜。う〜〜でもインドのヨガ道場もまた捨てがたく・・・・。     
精神的におこもりしたい・守られたい・甘やかされたい人はインドへ。精神的に開放されたい・ほっといてもらっていい〜人はスリランカ・・・か・なあと思います。結局どちらもお勧めなのです。

4)ツアーへの要望・改善点

本来、一人で行くべき!!と思います…が、もう一人では行けません!!仲間がいてこその楽しさを知ってしまいました。アーユルヴェーダリセットツアーを絶対支持します。