ANANDA IN THE HIMARAYAS 滞在記 (2010年5月11日〜16日)

Ganga Aarti(ガンジス川での夕暮れの儀式)


ガンジス川 ホーマ(火を焚く儀式)

ANANDAのゲストは、この少年が面倒みてくれます。キャンドルを振る儀式の後は、この花籠をガンジスに流します。

こちらは有料のオプション。空港PUのドライバーが「是非行って下さい」と勧めてくれたミニ・ツアー。インドを流れる聖なる川・ガンジスは、ヒマラヤが源です。リシュケシュはガンジス川上流の街。そこのニケタンというアシュラム主催で、川のほとりで毎日夕暮れ時に、「豊かな恵みを与えてくれるガンジス川に感謝する儀式」が行われます。日が暮れる前から、火が焚かれ始め、アシュラムで修行中の人達(多くは少年達!)が全員で歌うようにマントラを唱えます。炊かれた聖なる火はキャンドルに移され、観客はそれを振り回しながらガンジスに感謝を捧げます。

「ガンジス川=汚い」というのはベナレスの話で、リシュケシュのガンジスの水のきれいなこと!気温は高くても、ヒマラヤの氷がとけた川の水は冷たく澄んでいて、とても気持ちがいい。花籠を川に流す時に、ガンジス川に足を浸しましたが、川底の砂が気持ち良くて、水も清らかで冷たく、なんとも言えない幸福感に満たされました。


さて、どこに行っても必ず買い物をする私。リシュケシュで買ったものは、やっぱりスピなものでした。

「ナヴァラトナ」という9つの宝石を繋げた開運ネックレス。9つの宝石にはそれぞれの役割があって、すべてがついているので全方位的に開運できると言われています。
「ヒマラヤで水晶を買おう」となんとなく思っていたら、水晶の「ヤントラ」がいっぱいあって大興奮!でも、品質はさまざま。これは、ニケタンのアシュラム・ショップで買ったので、ちょっと高かったのですが、他の店のものと比べると格段に美しいものでした。水晶のヤントラは、家を強力に浄化して幸運を呼び寄せるーと言われています。
こちらはセブン・メタルのボウル。銀・銅・鉄など7つの金属で作られたボウルは、音を鳴らして、その振動でチャクラを浄化するのだとか。お腹が痛い時などに、このボウルに水を入れて振動させ、それを飲むと治るんだそうです。ボウルの中には仏陀のレリーフが入っています。お店の人に「あんたヒーラー?」と聞かれましたが、これはオブジェとしてテーブルの上にでも置こうかと・・・・・。

リシュケシュの街を歩いている時、初めて来たとは思えない、なにか懐かしい感じがずっとしていました。前世のどこかで、きっとここに居たことがあるんでしょうね。小さな街ですが、ヨガ修行で世界中から人が来る場所なので、インターナショナルな雰囲気もGOODでした。

 

今は年に3回ほどインドに来ますが、アーユルヴェーダのツアーとジュエリーの仕事があるので、すっかり「インド=トラブル&ストレス」という図式が出来上がってしまいました。インドに限らず、外国と仕事をすることは、自分の常識を壊しながらの仕事になるので、ストレスが溜まります。約束をきちんと守り、謝ることを知っている日本人としては、「あまりに理不尽!!」と思うことばかりで、最初は好きだった国もすぐに嫌いになってしまいます。久々に仕事抜きでのSPA滞在で「ここにはまた来たい!」と素直に思えました。リシュケシュで買った水晶のヤントラは友人達が「欲しい!」というので、「次回は仕入れてくるからー」って、また仕事になっちゃいますけど〜!
理想を言えば、南インドでアーユルヴェーダを受けた後、仕上げにANANDAに来るのがパーフェクト。時間もお金もある時には、そんなツアーも実現させたいと思ってしまいました。そんときゃ、よろしく。